色鍋島桃文八角徳利

日本磁器最高峰、鍋島焼。
最高の技術で描かれた、酒器。

鍋島焼の技術が優れた人を挙げろと言われると真っ先に思い浮かぶのが光山窯さんです。
光山窯さんの魅力を窯元紹介の所でご説明させて頂いておりますのでよかったらそちらをご覧頂けると幸いです。

この桃文様徳利の注目ポイントは、ここでも枝の表現ですね。桜の枝とは違う表現がしてあります。
このような濃み(ダミ)の表現は、一般的な濃み技法と呼ばれる描き方ではできません!
あと、葉っぱの描き方ですね。
葉っぱの先まで神経を集中してあるのがわかります。葉っぱの一つ一つが美しいんです。

鍋島焼の図案の中にも桃のデザインはよく使われており、僕個人的にも好きなデザインの一つでもあります。ですが桃の絵は大変難しく、特に桃の染付けなんかはかなりの濃み(ダミ)の技術が必要とされます。

形状についても、一つ一つロクロで作られています。
ロクロ成型で発覚の形状を作るには高度な技術が必要です。しかもただ作るだけでなく形のラインも意識して作られている為フォルムが美しい。

このような徳利で一度は飲んでみたいものですね。

/桃文様とは/

桃は中国から伝わり吉祥文となりました。
桃は長寿を象徴する吉祥文様の1つとなっています。
ほかにも桃太郎の話に表現されるように幸運、必勝の果実としても知られています。

古代、桃は邪気を祓う力を持つ霊木とされ、桃の木で作った弓や桃の枝で悪霊悪鬼を祓う風習があったといいます。
日本に伝わって同じく鬼祓いに桃弓や桃枝が用いられたそうです。

色鍋島桃文八角徳利
77,000円(税込)
詳細

【サイズ】

高さ15.5cm×横 6.5cm

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